たのぽま

社会人留学のため仕事を辞め、カナダ渡航を目指すアラサー女のブログです。

コロナ禍でのカナダ渡航

コロナ禍でのカナダ留学

2021年5月、コロナ禍ではありますが、カナダに渡航することができましたので、コロナ禍での渡航状況をお伝えいたします。

 

 

私の留学決意から渡航まで

簡単に私の状況と使用したビザについてご説明いたします。

2018年の終わり頃から海外渡航について本気で考え始め、当時働いていた会社を1年半後に辞めカナダに渡航しよう決意し、そのための貯金を始めました。(なぜカナダに決定したかはまたブログにします)

2020年4月、半年ほど前に会社に退職の意向を伝え退職しカナダに渡航!の予定でした、、、が

2020年1月末ごろから日本国内でもコロナの広まりが見られるようになり、その後2月3月になるにつれ、世界的にもコロナの状況が悪くなり、渡航規制が出始めました。

私が契約している留学エージェントも渡航の危険性を心配していましたし、家族や私自身もその当時渡航することに不安を感じていたため、2020年7月に渡航を延期しようと決断しました。

その当時はコロナがここまで長引くとは思いもせず、暖かい季節になればなんて簡単な考えで7月に延期しましたが、やはり手続きを進めるも、日々変更される渡航規制についていけず、延期延期の日々でした。

2021年に入り、ワクチンの開発や予防接種が進むにつれ(特に海外において)、渡航する日本人も増えたということでこの5月に再度渡航日を設定し、無事入国することができました。

 

ビザについて

カナダにとこうするビザについては大きく分けて4つあります。

・ワーキングホリデービザ(18〜30歳まで、仕事も学校可)

・観光ビザ(観光目的のビザ、短期の就学は可、仕事は不可)

・学生ビザ(長期での就学が可能、仕事は不可)

・coopビザ(ビザの種類としては学生ビザに分類されるが、仕事が可)

詳しいことは必ずご自身の留学エージェントに伺ってください。

私の場合は、学生ビザで渡航し約8ヶ月間語学学校に通ったのち、ワーキングホリデービザを取得してビザを切り替えもう1年カナダに滞在しようと考えていたため、学生ビザを取得しました。

現在(2021年5月)、ワーキングホリデービザを取得するにはジョブオファーが必要ということで、現地のすぐに働ける仕事の獲得が必須になっているので、ワーキングホリデービザのハードルが上がっています。

また、私の年齢がワーキングホリデービザギリギリの年齢でもあるため、カナダでの生活を体験し、今後学生ビザを延長するなりワーキングホリデービザを取得するなり、もしくは帰国など決めていきたいと考えています。

 

羽田空港の様子

地方から前日に東京入りをして翌日カナダ渡航という流れで入国しました。

前日に東京入りをした理由は、事前のPCR検査を行うためです。

現在カナダ渡航の際に、出発72時間以内の陰性証明書(英文)が必要となっています。

検査方法等も指定がありますので、私はTeCOTという厚生労働省が出しているアプリを使用して検査の病院を予約しました。

もちろんお住まいの地域の医療機関にて検査、証明書取得で問題ありません。私の場合は近くに証明書(英文)を出発72時間以内に確実に発行できる医療機関がなかったため、割高ではありましたが羽田空港内にある、東邦大学羽田空港第3ターミナルクリニックで検査をしてもらいました。

混雑状況も、午後の検査スタートの13時予約だったからか、私の前には10人弱しか待っておらず、30分以内に全て終了しました。

TeCOT予約時の記載では2〜4時間で結果が受け取れるとのことでしたが、私が13時に予約をして検査を受けたところ、問診の際に当日に受け取りは18時以降であれば可能といわれましたので、紙での陰性証明書を取得したい場合は余裕をもった予約をお勧めします。

陽性の場合は本日中にすぐに連絡がくるとのことだったので、私は翌日渡航前に受け取りに行きました。

 

出発時チェックイン

当初渡航を決めた際は台湾経由のエバー航空を予約していましたが、今回はコロナ禍ということで、心配事を少しでも減らしたいと思いANAの直行便を利用しました。

チェックイン時確認されたのは以下になります。

・検温

・パスポート

PCR検査陰性証明書

・語学学校の入学許可証

渡航後3日間のカナダ政府指定ホテルの予約

・ビザの引き換え証書

残高証明書や保険証書なども用意し、全ての書類をコピーして準備していましたが、私が確認されたのは以上でした。

 

バンクーバー 国際空港到着

約9時間のフライトですが、寝ていたらあっという間のフライトでした。

到着後、感染防止のためCAの方の指示にしたがって、前の方の席から徐々に荷物棚の荷物を取って飛行機を出るようになっています。

乗客もとても少ないので、流れについて出ていくのですが、人の流れがわかりにくいほど人がいませんでした。空港内の「Arrival」表示に従って進んでいくと、有名なトーテムポールのようなモニュメントが見えてきます。

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バンクーバー空港キオスク

ここから到着後の手続きがスタートです。

キオスク(Kiosk

キオスクという機械をしようして、パスポートのスキャンなどをしていきます。最初に日本語を選択できるので、あまり不自由なく行えるかと思います。その後レシートのような、顔写真のついたものがでてくるので、それを取って次に進みます。

入国審査

すぐに入国審査官のところに行き着くので、言われた通りの書類を提出します。渡航目的など聞かれた程度で、思っているほど質問されることはありませんでした。パスポートと顔の確認などをするぐらいでした。

荷物受け取り、イミグレーション

その後荷物の受け取りの場所につき、荷物を受け取ったらイミグレーションに行きます。その際イミグレーションの手前に大きな荷物は置いていってと近くにいた職員の方に言われたので、入り口付近にキャリーケース等は置いていきました。

イミグレーションでも特別変わったことを聞かれることはなく、私の英語が聞き取れていない雰囲気を察して単語だけで指示を出したくれました。数分でビザを用意してくれたので、ビザの有効期限を確認し、問題なければ出口からでて入り口に戻り荷物を回収して出口に向かいます。

到着後PCR検査受付

その後わかりにく場所には職員の方がいらっしゃるので、指示に従って出ていくと、そのまま到着後のPCR検査に移るながれができていました。

「体調は良い?悪い?」と陽気なスタッフさんに聞かれ受付の方の場所に移されます。

Flyclearという到着後のPCR検査の結果受け取りに必要な登録ができているか聞かれます。

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flyclear画面

私は渡航前に登録して最後のこの画面をスクリーンショットし、一応IDをメモしました。

私がこの画像を探すのにもたもたしていると、対応してくれた受付の職員さんが、私がまだ登録していないのだと思って、「これは知らなくて登録していない人もたくさんいるからいいのよ、問題ないよー」と声をかけてくださっていたので、もししていなくてもその場で登録する流れになるのかと思います。

私はその後写真を見せることができたので、そのままスムーズに進みました。

登録時に自分で設定するパスワードも、結果がメールで届いた際に必要になるので、必ず忘れないように注意してください。

PCR検査

 その後はPCR検査に進みます。すぐに席に通されて、パスポート等言われた書類を渡し、マスクから口は隠して鼻だけ出してと言われるので指示に従い綿棒で鼻の中をくるくるとされます。両方の鼻の穴をくるくるされたら終わりです。インフルエンザの検査のように奥まで突っ込まれると思っていたので、全く痛くない検査で拍子抜けしました。その後カナダでの電話番号や名前のスペル確認をされ検査は終了、移動して最後にセルフ検査キットを受け取りました。

ホテル移動まで 

その後空港では職員さんに今から移動する隔離先ホテルの名前を聞かれ、シャトルバスが来たら呼ぶから座っててと指示をうけ、自分のホテル名が呼ばれたらホテルのシャトルバスに移動という流れで到着後の空港での滞在が終了しました。

 

最後に

バンクーバー への渡航は現在PCR検査が合計3回必要ですし、その後の3日間の指定ホテルでの実費隔離、その後11日間の自己隔離が必須となっています。ご自身の安全もそうですし、これから過ごすカナダにいる方々のためにも必要な措置だと思っています。私は初めてのバンクーバー なので、通常の流れも経験したことはありませんが、現在はコロナ禍ということで、かなり必要書類や準備が必要になっています。

今回のブログについて私の経験を書きましたが、日々入国規制や必要条件も変わっています。必ず渡航の際はご自分のエージェントなど、最新情報を共有して渡航されてください。